酸素をなくす包装・ガス置換包装

包装で酸化を防ぐ方法に、真空後に窒素などでガス置換包装があります。真空チャンバーの中で、窒素などの不活性ガスを注入して、ガス置換包装する方式で、ガス置換率がよくて、酸化が効果的に押さえられます。不活性ガスには窒素の他に二酸化炭素が使われます。窒素ガス吹付け包装は、包装機で不活性ガスを吹き付けながら、袋の中の空気と入れ替える方式で、ガスフラッシュ方式により置換率が異なっています。空気を抜き取る管が別の場所にあるとガス置換率は良くなります。削り節の袋やココアの袋などに使用されています。脱酸素剤を封入して包装する場合は、還元鉄などを用いた脱酸素剤を封入する方法となります。空間体積に応じて剤の量が決められます。適量ならば酸素吸収率はとてもよくなり、食品中に含まれる酸素まで吸収してくれます。しかし、空気中の21%の酸素を吸収するということで、多孔質で軟らかい製品は形が崩れてしまいます。その他の方法で鮮度保持剤を用いるものがあります。有機系のビタミンCなどを用いた脱酸素剤で、酸素を吸収させたあと、二酸化炭素を発生させる方式です。二酸化炭素は酸化防止と微生物の繁殖を抑える効果も期待されています。包装機械の高速化、効率化をすすめることは、自動化にすることです。その典型的な包装機は、FFS機です。これはプラスチックのフィルムやシートを成型、充填、熱封緘する一貫ラインシステムとなります。機械は、シートを繰り出します。そして加熱。プラスチックを軟化させてから多列で成型します。成型は真空成形が多く利用されています。圧空成形もあります。成型された容器の中に内容物を充填して、蓋材をかぶせて熱封緘します。